白杖の持つ意味

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前回、白杖について書いたところ、読者さんから質問のメールをいただきました。


>私は「白杖」は「全盲」の人にしか与えられない思っていました。

ほとんどの人には、「白杖=全盲」という思い込みがあるんじゃないかと思います(かつて僕にもありました)。

そしてそれこそが、僕が白杖を使いたくないと思っている大きな理由のひとつでもあるんです。

「見えるのになんで白杖なんか持ってるんだ?」

って思われるのが嫌で・・・。


>でも、そうでは無いのですね。もしよろしければ、どう云う基準で貰えるのでしょうか?

視覚障害で身体障害者手帳を持っていればもらえます。(詳しくは調べてませんけど、おそらく)障害者手帳の等級に関係なく、視覚障害でさえあれば。

ちなみに、視覚障害者は白杖を持っているかどうかで、事故に遭ったときの扱いが異なってくるそうです。


(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用)

以下のとおり、道路交通法で規定がある。

第14条(盲人及び児童等の保護)によれば、以下のとおりである。

1.目が見えない者(目が見えない者に準ずる者を含む。以下同じ。)は、道路を通行するときは、政令で定めるつえを携え、又は政令で定める盲導犬を連れていなければならない。

なお視覚障害をもちながら白杖を持たずに外出して事故にあった場合には、視覚障害者側の過失として責任を問われることになっている。

(引用ここまで)


つまり、道路交通法上においても、視覚障害者は白杖を持っていなければならないわけで、先の転落事故のようなケースでは本人の過失責任が問われ、目のせいにはできないということです。

このような最悪の事態だけは避けたいものですね。。

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