収容所の常識は社会の非常識

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収容所(障害者職業訓練校)について、思い出したことを少々・・。


収容所というのは、正常人であろうとすると逆に奇人変人扱いされてしまうような、不可解なところである。

プライバシーは無いのが当然という感覚。

社会参加には役立たない訓練という名の過保護。


例えば、僕の居た収容所には「アパレル課」「園芸課」という奇妙な訓練課があった(おそらく今もあるはず)。

「アパレル課」では裁縫などの技術を、「園芸課」では造園などの技術を習得することになる。

が・・・いまどき、そんな求人が一体どこにあるというのか?

しかも、その2つの課は、知的障害者オンリー。

ますますもって、意味不明。


コンピュータについて学ぶ課もあった。

これは一見、もっともらしく見える。

しかし・・・実態は、資格取得が主目的となっていて、実用的な技術など二の次。

現実には、試験のための勉強が役立たないばかりか、資格そのものが役立たない(就職活動の際、ほんのわずかに有利になる・・かもしれないという程度)わけで、ほとんど無意味。

肝心の実用的職業的な能力など、ほとんど身に付かない。


そんなしょうもないことを1年も2年もかけてグダグダと学ぶ(?)わけだが、その間ずっと、パート収入程度の訓練手当が支給される。

それでは、そのお金は一体どこから出ているのか?

・・・雇用保険からの場合もあるが、多くは税金。あなたの血税。

もう少し現実的な訓練ならともかく、これじゃ現実逃避を助長するばかりではないだろうか?


■あとがき

せめて、同じ収容所に何度も入所させたり、「裏口入所」させたりするのは、やめるべきだと思うんですけどねえ!

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