檻のない収容所

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昔に比べれば最近は増えてきたような気もするけど、障害者って普段あんまり見かけないよね?(障害者だと気付かないケースも多いと思うけど・・)

何百万人という障害者がいるはずだけど、その割には見かけない。

これって、一体どうゆうこと?


実は、障害者は、いるところには数十人から数百人“まとまって”いる。

まあ、わるく言えば、“隔離”されてるようなもの。

僕自身も障害者になってから某障害者施設に入所したことがあるので、想像ではなく経験から言うんだけど、これ、かなり強烈。驚愕。

まず、施設自体がものすごーく辺ぴなところにある。

そんな、ただでさえ人口の少ないところに、100人以上もの障害者が集まってるところを想像してみてほしい。

しかも、その施設の場合、特定の障害だけではなくて、身体・精神・知的のあらゆる障害者がいる。

前も後も右も左も周りは全員障害者・・・そんな状況を想像してみてほしい。
(職員は障害者ではないらしいけど、相当オカシな奴らばかりで、ある意味障害者よりもタチがわるい)

さらに、部屋は2人部屋。

プライバシーなどまったくなく、わけのわからない同室の障害者と、朝から晩まで寝ても醒めても一緒にいなければならない・・・そんな毎日を想像してみてほしい。

そのうえ、規則が軍隊並みに厳しい。

消灯10時00分、起床7時00分、点呼7時10分、掃除7時20分〜といった具合に、分単位でやることが決められていて、当番なども多く、外出にも手続きが要り、門限まである・・・そんな生活を何ヶ月も何年も続けることを想像してみてほしい。

その素敵な施設のことを、僕は密かに「檻のない収容所」と呼んでいた。



■あとがき

世の中には、信じられないことがたくさんあります。障害者施設の驚愕の実態も、障害当時者にならなければ一生知ることもなかったでしょう。

障害者の閉ざされた世界と閉ざされた未来・・・

いや、その施設も表向きは未来のために存在してるんだけどね・・・

障害者たちの現実はというと・・・・

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