32条制度から障害者自立支援法へ

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32条とは、精神保健福祉法第32条に基づく「精神通院医療」のことで、精神科(心療内科)で通院治療を受けている人の医療費の95%が公費負担となり、自己負担はわずか5%となるお得な制度。

自治体によってはその5%も負担してくるところがあり、その場合は実質無料。


・・というのは少し前までの話で、2006年の4月からは、障害者自立支援法に基づく「自立支援医療」に名称が変更され、内容も変更されている。

以前と比べて適用期間の短縮、医療機関の限定、自己負担増(5%→10%)などの全面的な改悪。

まあそれでも3割負担よりはずっとましなので、精神科(心療内科)にかかっている人は、一度主治医に聞いてみてはどうだろう。

該当すれば自動的に適用される性質のものではなく、自己申告・自己申請しないと受けられないものなので、知らないと損し続けることになる。


それにしても、「自立支援」という名目だけの、実質的には全面的な負担増によってことごとく自立から遠ざけているクソ法律、なんとかならんのか。今さらだけど。


■あとがき

前回、『人生とは「ペルシャ絨毯」のようなものだ』と書いたところ、読者さんから、それはどういう意味なのか?と質問をいただきました。

実は、これは僕の大好きな作家であるサマセット・モームが、小説の中で書いている比喩です。

  人間の絆
  ※いろんな人が訳してるけど、中野好夫訳のものがおすすめです。

説明するのは簡単だけど、できれば著書を読んで、感じ取ってもらいたいです(長いですが)。

僕の中では名作中の名作で、単に読み物としても非常に優れてますし、主人公は身体障害者ですので、このメルマガの読者さんにも身近に感じられるんじゃないかと思います。

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