障害者になれなかった健常者

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“障害者手帳”を持っていないと、たとえ生活に支障を来たしていたとしても、障害者とは認められず、いかなる福祉サービスも受けることができない。

そこで、まずは障害者手帳の取得を試みるわけだが・・・

行政というものは、実に融通が利かない。

極端な話、認定基準の数値よりも視力が0.01だけ、聴力が1デシベルだけ上回っていても、もうダメなのである。

その程度の差なら想定の範囲内、いや、体調変動の範囲内で、たまたま検査時の調子が良かっただけかもしれないのに。

そのほんのわずかな差によって障害者になれなかった健常者と、ぎりぎりセーフの障害者とのあいだには、福祉施策上の深ーい溝が横たわっているわけだが、実質生活上の不便さにはほとんど差がない。

かくして、障害者になれなかった健常者は見えないハンディキャップを抱え、時には無能呼ばわりされ、健常者世界の荒波にもまれるしかないのである。

いつの日か症状が悪化して、いや、たまたま検査時に調子が悪くて(?)障害者になれる日まで。。。


ただ・・・

実際には、医師が多少の気を利かしてくれるかもしれない。

でもそうなると、診断書しだい・医師の裁量しだいということになってきて、かなり気を利かしてくれる場合とまったく気の利かない厳格な場合とでは、相当な開きができてしまう。

自分より症状が軽いのに手帳を持っている・症状が重いのに手帳を持っていない、といった矛盾が生じてくるわけ。

数値で測れるものや目に見える障害ならまだしも、精神の障害なんて、もう完全に医師の裁量しだい。


手帳の有無だけで障害者・健常者を区別するのもどうかと思うが、現実問題として、福祉サービスを受けるには手帳が必要なのだから仕方ない。

しかしながら手帳の認定というのは実はかなりいい加減なもので、健常者と同じ土俵で闘わされている「障害者になれなかった健常者」(中途障害者予備軍)は、あなたの周りにもいるかもしれない。



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